Photo @ Duomo in Firenze (右)、ボローニャまでのフライト中(アルプス?!)山脈(左)
先日、弾丸スケジュールでしたがフィレンツェ、ボローニャに行ってきました。
格安航空(Ryanair)でベルリン⇔ボローニャのフライトを予約し、まずは私にとっての夢の地!職人の町フィレンツェでレザー探しをしにボローニャから電車でフィレンツェまで!
ボローニャ空港から、ボローニャ中央駅まではCity busが出ていて、片道€6で行くことができます。
ちなみに、イタリアの電車のチケット予約はTranitaliaのウェブサイトから簡単にでき、料金はお手頃で、高速列車は特にきれいで快適です。
今回は、行きはRegionale(ローカル線)で1時間半ほどかけて行き、帰りは高速列車で30分ほどで往復しました。
ホテルでチェックインを済ませてすぐにマーケット周辺を散策し、たくさんのレザーバック屋さんのうちの1軒に立ち寄り、早速お店のおばちゃんに
「工房を探している」ことや「レザーはどこで調達できるか」
など聞いてみると、さすが観光の町、おばあちゃんなのに上手な英語でショップと工房が併設されているお店や、手作りで靴やバックを制作している場所を教えてくれました。
フィレンツェに着いたのは夕方だったのですが、あと数時間はお店もやってるよ!とのおばあちゃんの言葉に俄然やる気が出て、まずは近くのお店から回ることにしました。
1軒目のお店は夫婦で経営していて、奥さんが主にデザインをご主人が店内の奥の工房で制作をされていました。
現在のお店は割と新しいとのことでしたが、ご主人の家族が50年以上革の関係の商売をされていたそうです。
店内はベルトやアクセサリーなどの小物からポーチ、女性用のしなやかな感じのバックから男性用のゴツイ感じもバックまで幅広い商品を取り揃えていました。
奥さんと色々話ている中で、レザーの素材を探していること、どこで調達できるかということを聞いてみたら、なんと、
「端切れでもよければあしたの朝店に来てくれれば用意しておくよー!」とうれしい対応!!
話し込んでしまい、この日は日が暮れてしまったので、近くの大きなフードマーケット内でこんなものを買って夕食にしました!↓
サフランライスの中に(私が選んだのはラグーとチーズ)が入っていてそれを衣をつけて揚げたもの。
イタリアにきたらやっぱり食!!食べることが大好きな私はとにかく現地の人が日々食べている何気ないものを食べてみるのが大好きです。
フィレンツェは特にグルメの町なので、高級なものもたまにはいいですが、私はどちらかというとストリートフードのような素朴なもの探すのが楽しみです。
初めて訪れる土地や国でその地の人々の気質や習慣や文化などを手っ取り早く体で感じられるのが食べ物だと思うからです。
翌日も朝から昨日のお店に行き端切れを格安で調達し、歩くたびに見つける面白そうな工房に入っては話を聞いたり商品を見たり触ったり、時には買ったり・・・
それから、職場のイタリア人お薦めスポットPiazzale Michelangeloへは当日バスのストライキがあって、行くことを諦めていたのですが工房探しで歩き回っているうちに、意外と近くまで来ていることに気づき、この際、歩いて行ってみよう!と歩き始めたものの・・・予想以上の坂、坂、坂・・・
この日のフィレンツェは快晴、気温はなんと17℃以上!ジャケットを脱ぎ、着いたころには汗が・・・
でも!!そこからの眺めはフィレンツエの街を一望できる本当に素晴らしいものでした。↓
さんざん歩いて疲れたのでランチは職場のイタリア人お薦めのフィレンツェのストリートフードのPanino con Lampredot(臓物系の肉をやわらかくなるまで煮込んだものを挟んだサンドイッチ)を狭い通りの小さなお店で発見し、近くの公園でいただきました。↓
パンに煮込んだ臓物のスープをディップして、豪快に肉を挟み、オリーブチリオイルとバジルソースをかけて、ビニールに入れて渡してくれます。なんでビニール?と思ったのですが食べてみればわかります。肉汁とソースがめちゃくちゃジューシーなので女性の方、食べるときは要注意です。そんなことを知らない私はおいしい!と感動したのもつかの間、大惨事でした・・・
フィレンツェは親切な職人さんが多く、色々と有益な情報をもらうことができ、とても充実した1日になりました。
今回はスケジュールの関係上、時間がなさ過ぎて回れなかったところも沢山あるので、必ずまた近いうちに足を運びたいと思っています!