ベルリンで家探し&引っ越ししました!

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タイトルにもあるように、突如思い立ってベルリンに来てから2年半近く住んでいたWG(シェアフラット)を出て友人と2人で家を探すことにしました。

今までのフラットは大人4名とフラットメイトの娘がたまに一緒に生活したり・・・と結構な大人数で住んでおり、広々とした家ではありましたが、シェア生活にも少し疲れてきたので、友人と2人で住める家はないかと思ったのがきっかけです。

ベルリン在住の方にとっては常識ですが、ベルリンでの家探しは本当に大変です。ここ数年で移民や難民急増しているとこもあり、家が見つかるまでは本当に時間がかかるのが常識です。

私も友人もフリーランスで仕事をしているので、現状、自分たちだけで賃貸契約を結ぶのはかなり大変だとわかっていたので、とにかく今回は短期(といっても1,2か月ではなく半年くらい)で募集している物件を探しました。

私たちの場合、今までのフラットの契約終了などの期日が特になかったので、時間はかかるだろうけど、気長に探そうとまずはWG Gesuchtというフラットメイト募集などの、賃貸物件情報サイトをチェックしました。

その中から目ぼしい物件を見つけたら、とにかく片っ端からメッセージを送ります。このメッセージも結構重要で、ただ単に、お部屋の条件やまだ空きがあるかを問い合わせるのではなく、ドイツでは相手が何をしている人でどんな人間かを簡単に書くことがとても重要視されています。

たしかに、部屋を貸す側からしたら、どんな人かわからないよりは、フレンドリーでオープンな人に貸したいと思うのは当然かと思います。

というわけで、メッセージはとにかく感じ良く!

私たちは未だドイツ語が未熟すぎるので、「英語で書いてすみません!」という一言も必ず添えつつ、日本人女性で仕事をしていて、きれい好きで、ベルリンには既に数年住んでいるというようなことを書いて、あとはとにかく、気に入った理由などを書きつつお部屋を褒める!そして都合のいい時に部屋を見せてほしい旨伝えました。

よく聞く話では、何十通メールを送っても、数件しか返信がこないということでしたが、低姿勢&フレンドリーなメールを心掛けた結果か、はたまた、ただ単にラッキーだったのか、初日に問い合わせた数件中全ての物件から返信が来ました。

そして、すぐに内見の日時を打ち合わせ、その週に2物件内見に行きました。

これだけ物件探しが困難な状況なので、当然、貸す側の人たちもたくさんの問い合わせを受け、たくさんの人達と面接(内見)をします。

あとは本当に運だとは思いますが、内見した週になんと、1番気に入っていた物件からオファーを頂けました!

ただ、その物件、内見した時に半年の入居期間中、既存のwifiの契約はキャンセルした状態で賃貸すると言われ、必要なら自分たちで契約するようにとのことでした。

(ドイツではダウンロードの規制などが本当に厳しく、半年の不在期間中に何かあると困るとの理由からでした。)

ドイツでのネット契約は本当に時間がかかるという話は知っていたので、部屋は欲しいけど・・・と友人と悩んだ結果、もう1度オーナーにネット契約を引き継がせてくれないか(私たちはネット操作などに疎いため、違法ダウンロードなどできないし、半年のために契約するのは効率てきではないためなどの理由を添えて)問い合わせたところ、解約せずに契約を引き継がせてもらえることになりました。

感じ良く接するだけでなく、必要なことはきちんと伝え、お互い不明点のないようきちんと話合うことで信頼関係が生まれました。

その後、まさにドイツ!という書類何枚にもわたる契約書の読み合わせを行い、その場でもまたもっと細かい事(もともとある家具や室内のダメージ箇所の確認など)を話合い、引き渡しとなりました。

2年半前、スーツケースとバックパックだけで入国したはずなのに、物が見事に4倍にはなっていました。

引き渡しから入居開始日まで1週間ほど時間があったので、毎日自転車で少しずつ荷物を運びましたが、新しいフラットは丘の上のため、本当に大変でした・・・ でも!友人と女子2人の生活は本当に穏やかで、引越してよかったと実感中です。

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(新居のバルコニーからの夕日)

今年は本当に色々あって、生きていることすらツライ時期もあったけど、新しい出会いや挑戦もたくさんあって、辛いことを引きずらないように、とにかく他のことに目を向けて新しい状況に身を置いて、一つ一つ目の前にあることをこなしていくうちに、精神的にも回復して、それどころか、6,7年前のエネルギーで満ち溢れていたころの自分に戻ったような感覚すら覚えます。

経済的に余裕がないので引っ越しなんてできないとほんの数か月前まで思っていたのに、まさか、一番住みたいと思っていた人気エリアに住めることになるとは・・・人生って本当に考え方次第でどこまででも方向転換できるのだと実感しました。

 

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