Made stool top with leather!

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happy first advent, everyone!

this happened before Christmas season is coming.
One day, the owner of the workshop brought me these two stools and told me that I need to make the top of those stools with leather instead of those red cushions. Since those stools are for my colleagues who will work at the Christmas market.
今週からいよいよドイツは各地でクリスマスマーケットが始まり、工房も10月下旬から大忙しでした。
この、繁忙期に入る前・・・
オーナーがこの2台のスツールを持ってきて、この赤いクッションを外して、トップを革張りにしてくれと・・・

因みにこのスツールはクリスマスマーケットで職人がベルトを作るときに使用しています。

so, first I cut these urethane and made few layers on top then covered like this below to make it comfy.
そこで、まず座り心地の良い座面を作るため、ウレタンのシートを座面の形に切り何層か重ね、その上で座面をカバーし留めました。

Then covered with this fluffy sheet and hand stitched!

そして、さらに座り心地をよくすため、この綿上のシートを手縫いで縫い付けます。

then cut around the edge like this.

縫い終わったら、きれいに端を切りそろえ・・・

 covered the top with completely wet leather and to stretched so hard and staple it to make the top beautifully covered (without having any shrink). then let it dry.

事前に水に浸してびしょびしょの状態の革を座面にかぶせ、端をペンチで引っ張りながら、留めていきます。革は乾くときに形が固定されるので、ゆるみ、やしわが全くない状態になるように力いっぱい引っ張りながら留めます。
その後、革が完全に乾くまで待ちます。(丸一日以上)

after the leather dried re-stapled (this time beautifully circled) and cut the rest of the leather.

and polished legs of the stools with sand paper and painted like this.

革が乾いたら、ランダムに止めていた部分をきれいな円状になるように留めなおし、余った革を切りそろえます。

その後、スツールの足部分をやすりで磨き、ペンキで2度塗りします。

 

Now, this stool is working at the Christmas market! 🙂
was my first time to make it though was so much fun!

I would love to try to make these things not only small stuff!

完成!
今、このスツールは今週からクリスマスマーケットで働いてます!
家具のリメイクをレザーでするのは初めてだったけど、楽しかった!
これから、小物だけでなくこういうものもやっていけたらいいなー・・・と思ってます!:)

repairing old car seat

This week, I had a special request in the workshop; to repairing car seat which is from ’70!
As you can see from this pic above, the leather itself has been already break and I found that it was already repaired several times… Therefore I started to find the leather pieces to make the old leather part to support from underneath.

今週、工房のオーナーから車のシート部分を手縫い修理できるか?との相談を受けました。。。

車のシートはかなり古く、70年代のものだとか。。。御覧の通り破けた部分は革がちぎれており、かなりもろくなっていました。

もちろん、今までに車のシートの修理なんてしたこともないので、オーナーにはとりあえず、「やってみます・・・」

と返答し(笑)細部をチェックするとすでに何度か修理を施した縫いありました。

とりあえず、もろくなった革部分を補強するため、裏側にもう1枚革を張り付け縫っても引きちぎれないように補強し縫ってみることに。

Tried to fastened the belt to push it together from the both side since the leather was already broken.

started to sew by hand…

レザー部分がすでに破けて傷口のようにぱっくり開いてしまっていたため、縫うのに一苦労。そこで、ベルトをシートに巻き付け両側から押さえつけるような状態にし縫ってみることに。

Somehow, I managed to sew it together.

なんとか縫いあがりました。

There was one more part that I had to sew in the piddle of the seat like this.
Felt like I was a surgent!

座面中央部分も縫い目がパックリ割れていたので修理。

外科医のようだね!と工房のおじさんたちに言われながらなんとか修理完了!

 

 

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クリスマスマーケット&new designed bracelet

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日本もきっと師走ムード満点なのだとは思いますが、ドイツはもう、クリスマス一色!

路上にもクリスマスツリー(モミの木)屋さんが出たり、スーパーのお菓子もクリスマススウィーツが沢山出てきました!

そして、なんといっても郵便局の行列!カードやプレゼントを贈る人で終日大混雑です。
写真は働いている工房(Hoffnung Berlin)が出店しているベルリンのGendarmenmarktのクリスマスマーケットです!

クリスマスマーケットはベルリン市内にも各地にあるのですが、このマーケットは割と本格的で、売ってるものやマーケットの雰囲気もいい感じなのでおすすめです!

 

先週までのこの1か月ほど、目が回るほどの忙しさで、私は一人、サスペンダー工場と化していました。そして大量発注のブレスレットたちも・・・

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ベルリンの店舗とこのマーケットのほかにドイツ国内のクリスマスマーケット3,4か所以上に出店するため、本当に一気にオーダーがとまらず、未だに腱鞘炎が治りません・・・w

先週までは工房の職人もほぼ全員が各地のマーケットに駆り出されて私とオーナーだけで工房勤務の日々でしたが、他の職人がいないのをいいことに、オーナーがいきなり仕事中に大音量でテクノを聞き始め、Partyだー!!!とノリノリで仕事・・・w

もう一人のオーナーとの会話もままならないほどの大音量のため、二人とも喧嘩?くらいの大声で会話していました。

あぁ、、、ベルリンだな・・・こんな環境で仕事してるんだな、私。幸せ♡としみじみ・・・

オーナーからの発注で新しいデザインのブレスレットできました!お店とマーケットで販売中です♪

レザーにメタリックのチェーン状の素材が加工されている素材のブレスレットです。

シンプルかつとてもきれいなデザイン、素材なのでどんなスタイルにもアクセントになると思います!

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たしか値段は€50と言ってました。

サイズは17cm-20cmまで各1cmごとにあります。

ご希望の方はHoffnung Berlin もしくはこちらからご注文いただけます!

 

 

【展示&受注会のお知らせ】

以前から告知していた展示&受注会の催行が決定しましたのでお知らせします!!

小規模ではありますが、少しでも多くの方に商品サンプルや、素材の色、質感など実際に見て触って実感頂ける機会となればと思いますので、お気軽にお茶がてらいらしてください!

詳細は以下のとおりです。

日時:2016年1月10日(日) 11:00-16:00

会場:キッチン圓(MARU)
住所:千葉市中央区稲毛区轟町1ー2ー6

アクセス:JR総武線西千葉駅北口 (千葉大側)徒歩5分

Kitchen MARU map

ご用意している商品以外にも個別にスペシャルオーダーのご相談(現在お持ちのもので、同じ形に作ってほしいなど)ご要望があればお気軽に見本となるものをご持参ください。できる限り対応させていただきます。

また、当日はshoko_igetaの商品だけでなく、Hofnung Berlinの商品(ブレスレット)もいくつか展示予定ですので、ご試着もいただけます!

また、12/23までにご注文いただければ当日会場でのお渡しが可能です。

*商品によっては23日以降でも対応可能な場合もございますのでお気軽にお問合せください。

当日はフリードリンクをご用意しておりますのでご家族、ご友人をお誘いあわせのうえお気軽にお越しください。

多くの方にお会いできるのを楽しみにしております!

 

工房の紹介-vol5- Suspenders

工房(Hoffnung Berlin)のベルト以外の商品を紹介します。

 

今回はサスペンダーを紹介します。

Hoffnung Berlinでは色々な種類のサスペンダーを制作販売しています。

一般的な金具のクリップのサスペンダーの他にも、レザーでクリップ部分をベルトとつなぐ2種類(以下の写真)のサスペンダーがあります。

レザーの色ははブラック、ダークブラウン、ライトブラウン(キャメル)の3種類、ベルトはお好きな生地を組み合わせいただけます。

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suspender

↑このレザーパーツの制作作業は本当に手間がかかります。(特に左のサスペンダー)

まず、レザーをパーツごとに型で切り取り、各パーツごとに1ミリ、2ミリの厚さまで薄くします。

ボタンが着いているUの字状になっているパーツは全面スプレーでノリを吹き付け、中央に芯となる紐を置き、折り込みます。ノリがきちんと接着するように、1つ1つハンドプレスし、その後、再度型で裁断。その後、裁断部分のエッジのカラーリング、カラーリング部分をブラシでポリッシュし、全てのパーツの縁をミシンで縫い付けます。

1セットでこのパーツが3つ必要になるため、クリスマス前のこの時期は毎日作っても作っても追いつかないほどです。

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写真は制作途中の段階です。

この後、背中のクロス部分のレザーをミシンで縫い完成です。

年齢問わず、若い方からお年を召した方まで幅広くご購入いただいています。

こちらのサスペンダーも、気になるものがあれば、(事前にご連絡いただければ)年末年始の帰国時にお渡し可能ですので、お気軽にお問合せください。

☆お知らせ☆

shoko_igetaは現在、年始に千葉市内で小規模の展示受注会を企画しています。

仮:2016年1月9日(土)

当日、ご希望があればHoffnung Berlinの上記商品もご紹介したいと思いますので、ご覧になりたい(または、ご購入希望の)商品、サイズをお気軽にお知らせください!

ご連絡はFacebook、下記コメント欄、またはこちらからお気軽にお願いいたします!!

工房の紹介-vol 4- 若き日のオーナー&商品紹介

クリスマスマーケットまであと少し!

ベルリンの町中もマーケットの設置作業が始まり観覧車や各お店のブースたちが次々と運び込まれてきています。

工房も今週はスタッフ、オーナー総出で生産や発送、ディスプレイ用の照明や棚づくり・・・それぞれが黙々と仕事をこなす日々でした。

そんな中、ランチ休憩をしている私にオーナーが分厚い本を差し出し、ニコニコしながら

「これ、見てごらん!俺だよ!:) 」・・・と!

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1984年のベルリンで、このコスチュームは彼がデザインしたものです。

当時、彼はコスチュームのデザイン、制作もしていたとのことで、ロックバンドのステージ衣装など、↑のようなメタルとレザーを組み合わせた衣装や、ボクシングのチャンピオンベルトなども制作していて、当時彼が作ったベルトなども工房のオフィスに飾られています。

この写真、30年以上前には見えない・・・・

やはり流行は繰り返すのだと思いました。

 

 

そんな彼がデザインしている商品をもう少し紹介します。

お店でもネットでも販売中のブレスレットです。

Bracelet(1)

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サイズはS.M.L各種 €60 (約\7860 *€1 =¥131とした場合)

詳しい画像はこちらからどうぞ!

 

Bracelet(2)

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サイズは16cm~20cmまで1cmごとにあります。

*幅約2cm(ストライプ5本)

価格:€30 (約¥3930 *€1 =¥131とした場合) 詳しい画像はこちら

*幅約3cm(ストライプ7本) €35 (約¥4585 *€1 =¥131とした場合) 詳しい画像はこちら

の2タイプがあり、上記の色のほかにダークブラウン、ブラックの3色ございます。

男女問わず、シンプルでスタイリッシュな人気のデザインです。

また、前回もご紹介した以下のブレスレットはまだオンラインショップに掲載はありませんがお値段は以下の通りです。

Bracelet(3)

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商品名:Shoko

サイズ17cm~22cmまで1cmごとにございます。

シンプルでクールなデザインですので男女問わず着用いただけます。

価格:€50 (約¥6550 *€1 =¥131とした場合)

 

Bracelet(4)

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サイズ: S(17-18cm) M(19-20cm) L(20-21cm)

価格:€60 (約¥7860 *€1 =¥131とした場合)

 

注)上記日本円表示はあくまでも目安です。為替レートにより円での価格は変動しますのでご了承ください。

ご注文いただいた時点でのレートが適用されます。

上記商品を今すぐご購入されたい方はこちらからどうぞ!

 

☆お知らせ☆

shoko_igetaは現在、年始に千葉市内で小規模の展示受注会を企画しています。

仮:2016年1月9日(土)

当日、ご希望があればHoffnung Berlinの上記商品もご紹介したいと思いますので、ご覧になりたい(または、ご購入希望の)商品、サイズをお気軽にお知らせください!

ご連絡はFacebook、下記コメント欄、またはこちらからお気軽にお願いいたします!!

 

 

Key ring

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ベルリンで知り合って早2年の友人からKey ring(dark brown)に彼女の愛犬たちの名前を刻印してほしいとのリクエストによりできました!

2年前、1カ月違いでベルリン入りし、たまたま、入社した会社の同期としてこちらで知り合い、一緒にトレーニングを受け、勉強し、働いて、遊んでしゃべって、同じような時期に同じようなことで悩んで・・・ほんとうにこの2年苦楽を共にしている仲です。

辛いとき、本当に私が死にそうに打ちひしがれていたとき、そばにいて一緒に泣いてくれたり、泣き疲れて抜け殻になっている私にご飯を作ってくれたり、嬉しいことがあれば一緒に喜んでくれる、家族と遠く離れていても家族以上に一緒にいてくれる大切な友人です。

今日はその友人の誕生日。

Emi, あなたがいてくれて本当によかった!いつもありがとう!これからも支え合って(笑)ベルリン生活楽しもうねー!

Happy birthday!

因みに彼女もBlogを書いていますので、よかったらぜひ!

 

shoko_igetaではKey ringにお好きなお名前、お好きな言葉をアルファベット大文字にて(*写真のような”&” ”.” ”-”も可能です。)刻印いたします。

プレゼントなどにぜひ!

商品詳細はこちらからご覧いただけます。

 

 

*お知らせ&お願い*

12/25-1/16まで日本帰国時に現在小規模の展示、受注会のようなものを企画しています。

(仮:1/9(土) 千葉市内のカフェ)

現在オーダー頂いている方で、お急ぎでない方は帰国時に日本から発送させていただきますので、送料¥500となります!

上記期間に発送(受け渡し)で構わない方はご注文の際にお申し付けください!

皮の素材、色、感触など商品も実際手に取ってご覧いただけますし、掲載していないものでも、ご希望のものがある場合は、その場で色々ご相談いただけます!

同時に、Hoffnung Berlinで扱っているブレスレットもその場でご覧いただけるようにしたいと思いますので、ご興味のある方はお知らせください。

上記イベントは現在、あくまでも企画段階です。

会場の予約の都合などもあり、どのくらいの方にご興味を持っていただけるかによって決定します。

お茶がてら見に行ってもいいかな!と思われる方は恐れ入りますが、下記コメント欄、もしくはこちらまで一言で構いませんのでお気軽にお知らせください。

興味を持っていただけた方はぜひこちらの情報をシェアしてください。

よろしくお願いします。

年末年始、帰国します!

ベルリンに来て三度目の冬を迎えますが、今年は初めて年末年始に帰国することにしました!

工房からも休みをいただけたので12/25-1/16まで日本に帰ります。

現在オーダー頂いている方で、お急ぎでない方は私の帰国時に日本から発送させていただきますので、送料¥500となります!

上記期間に発送(受け渡し)で構わない方はご注文の際にお申し付けください!

また、現在本当に小規模ではありますが、年明けの週末あたりに地元千葉市内のカフェにて簡単な展示、受注会のようなものができたら・・・と考えています。

皮の素材、色、感触など商品も実際手に取ってご覧いただけますし、掲載していないものでも、ご希望のものがある場合は、その場で色々ご相談いただけます!

同時に、Hoffnung Berlinで扱っているブレスレットもその場でご覧いただけるようにしたいと思いますので、ご興味のある方はお知らせください。

上記イベントは現在、あくまでも企画段階です。

会場の予約の都合などもあり、どのくらいの方にご興味を持っていただけるかによって決定します。

お茶がてら見に行ってもいいかな!と思われる方は恐れ入りますが、下記コメント欄、もしくはこちらまで一言で構いませんのでお気軽にお知らせください。

催行の場合、事前にご注文いただき、実際に足を運んでいただける方には会場で商品をお受渡しということも可能となります。

工房の紹介-vol 3- 新商品に私の名前が付きました!

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↑新商品ブレスレット『Shoko』です!

サイズは17cm-21cmまであり、SimpleかつCoolなデザインですので男女問わず着用いただけます。

 

今回は私の工房でのメインの仕事になりつつあるブレスレットをいくつかご紹介します。

工房での仕事は主に夏と冬(クリスマス)が繁忙期です。

ご存知の方も多いかと思いますが、ドイツでは11月になるとクリスマスマーケットが各地で大賑わいとなります。

Hoffnung Berliもベルリン以外にケルンなど複数の都市のマーケットに出店するため現在工房は生産で大忙しです。

クリスマスが終わると1月~少し仕事に余裕ができるため、今年の春に、オーナーが私に革紐と様々な種類のsilverパーツを与えてくれ、

「これで遊んでみなさい:)」

と何種類かブレスレットの試作を作るよう言われ、言われるがまま気楽に作っていました。

できたものを見せると、「よし、これとこれを各サイズ数点ずつ作って、店で売ってみよう!」

と早速作ったものをすぐに店舗で試験的に販売することに!自分が考えて作ってみたものをすぐに店に置いてもらえることに私は衝撃を受けましたが、これがまた、当然ながらすごくやる気につながります!

それから少しずつ売れ始め何点か追加で作成していましたがクリスマス前のこの時期に大量のパーツが届き、本格的に販売開始することになりました。

そして、各サイズ作成したところで、オーナーが「商品名何にする?」と予想外の質問が・・・

まさかそんなことを聞かれると思っていなかった私は「・・・・ 笑」すぐには思いつかず、考えておくように言われましたが、なんと翌日出勤するとオーナーが「商品名、Shokoにしたから♪」とご機嫌に告げられ・・・嬉しいような恥ずかしいような・・・

ドイツ人からすると日本人の名前はエキゾチックでCoolなものに感じているだけなのかもしれないけれど、自分が作ったものに自分の名前をつけてもらえるというのもまた一つ自信につながります。

↓こちらも現在販売中です!

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ご購入に関するお問い合わせはHoffnung Berlinまたはこちら(日本語)まで!

工房の紹介-vol 2 -ベルトができるまで-

前回はお店でのベルト購入までの流れを紹介しましたが、今日は一枚革から1本のベルト用ストライプがお店にやってくるまでの工房での作業の流れを簡単にご紹介します。

まず初めに、ベルト用ストライプと言っても、色々な種類のレザーがありますので、今日は一番オーソドックス(シンプル)なハードレザーのベルトの加工についてお話します。

そもそも、工房で扱っているレザーのほとんどはイタリアから仕入れており、発注した革は1パレットで届きます。

工房の入り口にドサッと届くと全員総出で、作業場内の棚に収納するのですが、1枚の革の大きさは身長165cmの私が両手を大きく上に広げて持ち上げるのがやっとの大きさ・・・私は1枚ずつ運ぶのがやっとですが、私以外は皆ヨーロピアンの男性陣なので、一人2,3枚を軽々持ち上げてサッサと運びます。
毎回この場面では私は、親のやってることをまねては「私もやるー!」と言ってる3歳児の子供のようにほとんど役立たずで、おじさま方の笑いを取ってるような状態です。

話しをベルトに戻しますが、そもそも牛革のハードレザーの場合、ベルト用にはちょうど首筋から背中部分の革を使用しており、腹部の部分は使用しません。

首から背中にかけての革の方がお腹部分の革より硬くしっかりしているため、ベルトのような強度を必要とする製品の材料としてとても適しています。逆に腹部の部分は背中部分に比べよりソフトで柔軟性があるため、靴などに使用されることが多いようです。

1枚革を見ると本当に首の周辺などは皺が多く寄っていたり、凸凹が多いなど、見た目にも明らかです。

では、ざっとですが、作業工程をご紹介します。

1.一枚革を指定のベルト幅に裁断。(工房には革の裁断をできる機械がありますが、ローラー状の芯に指定の幅にナイフをセットし、ミシンのような要領でフットペダルを踏みながら裁断します。)

2.次に、裁断した棒状の革の両サイド(裁断面)を専用の機械で、裁断面が丸みを帯びるようにカットします。このとき、同時に革の先端を触り、より強度のある方、また傷や汚れのない方を(Tip)尖った先端にするか感覚で判断します。

この機械はそれぞれ逆方向に回転させた上下2つのローラーの間に革巻き込ませ、その両サイドにV字状の鋭いナイフをセットすることで革の表裏面両側から裁断面の角を削り落とします。このとき、ナイフの上下の角度、左右の幅が均等でないと、後のカラーリングの工程で塗りムラができてしまうため、とても繊細で経験を必要とする作業ですので通常はベルト加工担当の職人のみが行っています。

3.Tip(先端部分)を裁断機でカットして尖った先端を作ります。裁断するとこのようになります↓

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4.裁断面はそのままではとてもシャープで手触りも荒いので円盤状のストーンを高速回転させて、裁断面を微量に削り、(やすりで磨くような感覚です)角を丸く、手触りも滑らかにします。(このときも、表と裏の削り具合が均等になるように加工します)加工後はこのようになります↓

 

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5.Tipから両サイドすべての裁断面をカラーリング液で染めます。カラーリングは2度に分けて、裁断面上部、下部とカラーリングします。その後、ムラがないかチェックし、(最初にお伝えしたように、クビの部分など、部位によっては皺が多く寄っているなど、通常の工程のみでは簡単に染まらない部分があるため)足りない部分のカラーリングをします。↓(革の色が最初の2枚と違いますが、同じ種類のハードレザーです)

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6.Tip部分は高温(180℃以上)のプレートで艶出しし、カラーしたサイド部分を円盤状のブラシを付けた機械で、より滑らかにポリッシュします。

7.革裏面にお店のロゴをスタンプ。

8.ローラーに通し、よりしなやかさを出します。

9.最後にTipと反対の先端部分に丸い穴をあけ、リングに通して同じ革、幅ごとに吊るして保管。

↓写真左側のように、工房でも店内でも様々な種類(幅、カラーなど)ベルト用ストライプをお選びいただけます。

スクリーンショット 2015-10-25 19.06.03

以上、ざっとですが、簡単にベーシックなハードレザーの工房での加工工程をご紹介しました。

他にも2枚革を加工しているものなど、色々なレザーの加工方法や、お店でのベルトのfinishing 作業などおいおいご紹介しますのでお楽しみに!