Shoko Igeta

日本との教育方法の違い

ベルリンに住み始めて早4年目、こちらで就職して会社に勤めたり、今はフリーですが、工房で日々仕事をさせてもらってる中で、未だにしみじみ自分の体に日本で教育されてきたことがしみついていて、違いにびっくりすることがあります。

それは、人材の育て方。

ドイツで最初に働いたのは、”会社”だったので、もちろんトレーニング期間がきちんとあり、その後チームに配属されて業務をこなすというものでした。今の工房はもちろん、実践あるのみ!なので、数年前初めて工房を訪れたその日から、とにかく体で覚える!というもの。ただ、会社でも工房でも共通しているのは「失敗しても大丈夫!必ずなんとかなるし、とにかくやってみろ!」というもの。

そう言われても、日本で生まれ育って、おまけに日本で社会人やってきた私としてはとにかく、ミスをしないようにまずは、確認、相談という習慣が体に染みついていました。当然、周りのヨーロピアン達より時間がかかってしまいます。日本で今まで仕事を始めて研修を受けていた時はまず、やってはいけないこと、ミスを避けるために事前にこれだけのことをチェックするなど、とにかく間違えないための教育をされていたのだと実感。

今、仕事をしている工房は時々お客さんが直接やってきて、彼らに凝視されながら作らなければいけないこともあり、いつもできていることでも、緊張が増してしまいます。

そんなとき、同僚のおじさんが、「失敗を怖がらなくて大丈夫、たとえミスってもまだ素材はあるし、何かが壊れてしまったとしても、工房は保険に入ってるから責任取れ!とかだれも言わないから!w」と。

とにかく経験してみて自信をつける!という考え方。自分がどれだけミスを恐れてるのかということを痛感させられることが多いです。ツメが甘い・・・と思うようなことも時には確かにあり、失敗しないための教育も、もちろん大切だし、対策を練ることも必要ですが、萎縮することなく働ける環境はやはりストレスが少ないと実感します。

 

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